「1秒!」で財務諸表を読む方法【実践編】
2011年6月 7日火曜日 22:34 | 0 Comment | 0 Trackback
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読んだ本の読書メモ
読んだ本:『「1秒!」で財務諸表を読む方法【実践編】』
分類:会計
おすすめ度:★★★★☆ (星4つ。)
対象者:会計知識を身につけたいと思うビジネスマン, 若手社員
少し前に、最新刊『「1秒!」で財務諸表を読む方法(企業分析編)』が発売された影響で、本屋でこちらの本も合わせて並べられていたので、目にした人も多いと思います。
こちらは、「1秒!」で財務諸表を読むシリーズの第2段。
(第1弾も合わせて読むとより理解が深まると思います。⇒『「1秒!」で財務諸表を読む方法―仕事に使える会計知識が身につく本』)
私的には、積読状態でしたので電子書籍にしたのを機に読みました。
本書は、財務3諸表(貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書)の読み方の基本から、実企業の財務諸表を例に実践的な内容まで1冊で網羅されています。
1冊読めば、財務諸表を読む最低限の力は身につくと思いますので、ビジネスマンで会計知識を身につけたいと思っている人や新入社員にお奨めの1冊です。
読書メモ
- 会社の「安全性」を見抜くということが財務諸表を読む上で最も重要
- 安全性の懸念がなく、当面、倒産する心配がないということであれば、次は「収益性」を見ます
- 収益性を分析することができれば、次は「成長性」です
- 指標の優先順位・・・①手元流動性、②当座比率、③流動比率、④自己資本比率
- 会計だけでなく、マクロを見ることができるになれば、もっと会計を理解しやすくなる
- 「インタレストカバレッジ・レシオ」・・・営業利益の何%が支払金利に使われているか
- コストコントロールのうまい会社では、「売上高 - 利益 = 費用」という考え方を導入しているところもある
- まず、出すべき利益額を決め、それに合った費用を使っていくという考え方
- 競合二社を比較することで、戦略や特徴を把握できる
- 時系列分析でトレンドを知る
- 金融事業は、ひとたび安定すると、他の事業より比較的安定した収益を生み出しやすく、また収益率も高いという傾向があります
- 売上高が落ちているときの在庫増は要注意
- 売上高に対する営業キャッシュフローの比率を「キャッシュフローマージン」と言いますが、私の経験では、7%以上あれば合格
- 「有形固定資産などの取得による支出」と「有形固定資産などの売却による収入」の差額が、(中略)、「減価償却費」よりも多いかどうか
- キャッシュフロー経営は「稼ぐ」と「使う」
- 営業キャッシュフローのプラスの範囲内で、投資キャッシュフローと財務キッシュフローのマイナスをまかなうというのが理想
- 「フリーキャッシュフロー」 = 新の企業の実力値
- 「フリーキャッシュフロー」は、営業キャッシュフローから「現状事業維持のために必要なキャッシュフロー」を差し引いたもの
- キャッシュフローの実力値 = 当期純利益 + 減価償却費
ビジネスマンのベーススキルとして、財務諸表を読み解く力は大いに必要だと思います。
財務諸表を読む系の書籍はあまたありますが、その中で1冊選ぶとしたら本シリーズを選択して間違いはないと思います。
会計の知識を身に付けた後は、ファイナンスの勉強に進んでいくのもいいかもしれないですね。
