成功者の告白
2010年8月30日月曜日 22:45 | 0 Comment | 0 Trackback
Tweet
読んだ本の読書メモ
読んだ本:『成功者の告白 』
分類:起業
おすすめ度:★★★★★ (星5つ!!満点)
対象者:これから起業をしようとしている人
これから起業しようと思っている人にとって、非常に有益な情報がつまった本。
起業してからよりする前に読むのがおすすめかと思います。
小説風に書かれているので、これから自分たちが歩むストーリーを一足さきに本を通じて体験できるような気になります。
特に、本書は単なる起業ノウハウだけでなく実際にベンチャー企業がたどる成長にしたがって、発生する様々な困難・問題点が表現されているので、ここに書かれている内容は知っておいて損はないと感じました。(あわせて、会社だけでなく家庭にまで踏み込んで書かれているので、それはそれで非常に興味深い内容でした。)
キーワードは、
- ビジネスで成功するためには、第一にタイミング、第二にタイミング、第三にタイミングだ。いつ市場に参入するかが鍵
- 成長期が見えなければ、既存市場を眺めつつ、成熟している、もしくは停滞しているタイミングを見て、新しい波を起こすようにすればいい
- 成長が一服した総合業種で、専門化できるような隙間を見つければ、新しい成長カーブを作れることになる
- 偶然を偶然とみなすな。偶然の意味を知れ
- ビジネスモデルの判断ポイント:①このビジネスまたは商品が成長カーブのどこに位置づけられているか、②ライバル会社との比較で優位性があるかどうか、③ビジネスを継続するためにじゅうぶんな粗利が確保できるモデルか
- 少数の大手の取引先を持つことが安定の秘訣と考えていたのだが、それは方向間違い
- お客がひとりもいなければ、商品を無料であげてでもお客をつくる
- お客様の声というのはビジネスの根本だ
- 忙しくなれば人を雇えばいいと考えていたが、忙しくなればなるほど、新しく人を雇ったとしても今度は教育している時間がない
- 資金繰りが厳しくなると、社長の時間が資金集めだけに取られる。振り回されているうちに、こんどは何も前向きな手が打てなくなるという悪循環に陥ってしまう
- 社員が辞める時は、この会社では自分の居場所がないと感じたときだ。そこで社員同士で定期的に、社員の会社における存在を承認することが必要
- 苦しければ苦しいほど、歯を食いしばってでも苦しさを見せてはいけない
- 会社で新しい試みを実行していくにあたって反発が出た場合には、一対一で話し合う機会をもって、相手の怒っている理由に徹底的に耳を傾ける。お互いわだかまりを解消しておく必要がある
- 流れに乗っている会社は、よく遊びながら、よく仕事をし、成長していく
本書の中でも書かれているが、世の中で生まれる企業は様々あれど、その成長していくパターン・悲劇のパターンは大きくは違わないのだと。
であれば、そのパターンを知っているか知っていないかでは、会社のかじ取りをする上で大きなアドバンテージになる。
それをそのときになってセンスで乗り切れる人もいるかもしれないが、本書を読むだけで少なくともそのパターンを知ることはできる。
であれば、これから起業を目指す人にとって本書は読んでおいて損はないと思う。
あとは、本書に書かれた内容をどのように実践するか。それは、また別の話なのだけど…
ちなみに、小説としてもワタクシ的にはとても好きな成功ストーリーでとても読みやすかったです。
ぜひ、一読あれ。いや、一読だけでなく、複読すべき1冊です。
実践すること
- 偶然を偶然とみなさず、そこに何か意図があるのではないかと考えるようにする
- サービスの初期はお客様の声を集めるための方法を考える (無料で配る、人を呼ぶ、何かを与える。そうして実績を作る。その実績をHPで案内する)
- グッドアンドニューを実践する (クッシュボールを買う)
- 承認の輪を実践する
- クレドの作成
