起業のファイナンス
2010年12月 9日木曜日 21:02 | 0 Comment | 0 Trackback
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読んだ本の読書メモ
読んだ本:『起業のファイナンス ベンチャーにとって一番大切なこと 』
分類:起業
おすすめ度:★★★★☆ (星4つ。)
対象者:起業家、起業を志す人、ベンチャー経営者
最近話題になっていた1冊。
ベンチャー企業を立ち上げ経営するためのノウハウ本や成功本は、あまたあれど意外になかったのが資本政策をわかりやすく説明した本。
起業家にとって会社を成長させていくうえで必ず必要となってくる知識が資本政策。いわゆるファイナンスの知識。
本書では、目の前の売り上げや会社を運営していく中でどうしても置き去りになってしまう資本政策について、わかりやすく解説してくれています。
いかにしてベンチャー企業が資金調達していけばよいのか、ストックオプションの使い方などベンチャー経営者として目からうろこがでるような内容が満載。
現在ベンチャー経営をしている人、これからベンチャーを立ち上げていこうとする人、知っていて損はない知識がつまった本書は一読の価値ありだと思います。
ワタクシも、今後の活動の上で非常に有益な情報を得ることができました。特にストックオプションを説明している部分は、これまで理解していなかったことを知ることができて、大いに役立ちそうです。
読書メモ
- ベンチャー企業はお金を「借りる」べきではありません
- ベンチャー企業が投資家を決めるのは、恋愛や結婚にも似ている
- 労働債権は時効が2年
- 将来上場を目指すようなベンチャー企業であれば、素直に株式会社にしてくのがいい
- 法人化をするのは、まだ赤字かほとんど利益が出ていない段階で、ベンチャーキャピタルなどの投資家と増資の交渉が始まっていないような段階が望ましい
- 資本金が大きいことで会社や株主が特にあることは、あまりない
- ベンチャー企業においては、「なるべく資本金を減らせないか」と考えましょう
- なるべく外部の投資家の比率を低く、人数もごく少数にしておくということ
- 創業時の商売というのは「人のつながりを通じて何かを成し遂げる」要素が大きい
- 日本ももっと経営者層の流動性が増えれば活気ある国になる
- 孫氏「計篇」がベンチャーの事業計画の策定に非常に参考になります
- 経営は「数字」だけではできません。しかし、経営の結果は必ず「数字」になる
- 成功する人は、事業のことを寝る間も惜しんで考えているので、「こうなったらこうする」といった不測の事態への対応や、成功して活動している事業のイメージも詳細に頭の中に描けているし、成功しない人は考えが浅い
- キラキラした人材は、さらにまた別のキラキラした人材を引き付けます
- 創業に近い時期にもらったストックオプションのほうが得なことが多い
- 発行されるストックオプションが上場までの累計で、発行済株式数の10%以内に収まるように考えておけば無難
- 税制適格ストップオプション
- 創業者の持分は一度薄まったら二度と高まることはない
- 上場時の時価総額はできれば300億円から500億円程度はほしいところ
本書ではファイナンスに関することだけでなく、起業をするための事業計画書の作り方などにも言及しています。
その部分を読むだけでも非常に参考になりました。
