スモールビジネス・マーケティング
2012年1月27日金曜日 23:59 | 0 Comment | 0 Trackback
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読んだ本の読書メモ
読んだ本:『スモールビジネス・マーケティング―小規模を強みに変えるマーケティング・プログラム 』
分類:マーケティング
おすすめ度:★★★★★ (星5つ!)
対象者:中小企業診断士合格直後の人/受験生、スモールビジネスに関わる経営者・コンサルタント
診断士2次試験事例2の参考図書として有名な1冊。
個人的には、受験中は読む余裕がなかったのですが、合格後の実務補習までには読んでおこうと思い読みました。
たしかに、事例2の解答で書いておきたい内容がたんまりでしたね。w
けっこう古い書籍ですが、スモールビジネスのマーケティングの本質的なところは今も昔も変わってないでしょうから、本書から得られるものというのはたくさんありました。
本書に書いている内容を実践してみて、自分にとってのひとつのスモールビジネスにおけるマーケティング手法というものを確立したいなと感じました。
手元に置いておきたい1冊です。
ちなみに、読む前は学者先生が書いた本だったので教科書チックで読むのに時間がかかりそうな本だと思っていたのですが、そんなことなくてとてもわかりやすく理解しやすい本でした。
思ったよりサクッと読めましたしね。
読書引用メモ
- 多様で異質な消費者の存在は市場を細分化し、大規模小売業のスケールメリットの発揮を制約する
- 小さいけれども確実に需要がある市場が増えていく
- 量のマーケティングの行きつく先には、同質化が待っている
- 「大は小をかねない」のである
- 強い個性を武器にできるのは、スモールビジネスである
- 地域にこだわることは、全国展開をする大型店やチェーン店と競争の土俵を変えることにもつながるだろう
- 人的コミュニケーションの重視
- 本格化マーケティングと人的コミュニケーション重視型マーケティングの融合
- 関係性重視マーケティングと人的コミュニケーション重視型マーケティングの融合
- 目に見えない資源と小規模特製の融合 (-> 小規模小売業の持続的競争優位へ)
- 独自性の高いコア商品がシンボルとなり、店の個性を発信
- 独自性の高いコア商品をもたない小規模小売店は、消費者に選択されにくくなるだろう
- 関連商品の販売
- ひとつの商品が突出することによって、それに引きずられて他の商品群のレベルアップが期待
- コア商品が望ましい特徴をもっていると、別の商品も望ましいと推測されやすくなる (ハロー効果)
- 品揃えの垂直的拡充は、専門性を武器にする「本格化マーケティング」には欠かせない条件
- 生活起点のアソートメントとは、コア商品に関わる消費者の生活シーン、利用シーンからの品揃え (顧客中心発想/消費者の購買意欲が喚起されやすい)
- いまいる顧客を徹底的に満足させることが必要
- ターゲッティングの定石は、「絞り込み」である。想定ターゲットは、絞り込めば絞り込むほど効果的である。「全員に語りかける」のではなく、「Aさん一人に語りかける」のである。
- 「この顧客だけは絶対に満足させることができる」といったターゲットの絞り込みが、①商品政策に一貫性をもたせるとともに、②店の主張を明確にし、鋭く鮮明な個性の発信を可能にする
- 絞り込みがあってはじめて広がりがついてくる
- 小売業がライフスタイル提案など、顧客に合わせた価値提案を行う情報発信業として、消費者をリードしていく
- 「店頭で需要を創出する」ことに関しては、対面販売力を有する小規模小売業が優位
- 不満や苦情は小売業にとってチャンス
- 「人的資源」がスモールビジネス・マーケティングの基本
- 消費者との直接の接点をもつスモールビジネスは、「コミュニケーション・ビジネス」であるという認識が不可欠
- 満足した客は約3人に話すが、不満な客は約11人にその体験を話す
- 人は苦情のもって行き場がないときに、ネガティブなくちコミを行う
- 顧客の不満を苦情という形で顕在化させ、それを聞くことによって、悪いくちコミの発生を最小限に抑えることができるはず
- 不満への対応は早ければ早いほど効果的
スモールビジネスにおいて、知っておきたい内容が盛りだくさんな本書。
まだ読んでいない方は、読んでみると色々と新しい発見があるのではないでしょうか。
個人的には、参考にしたい内容満載の1冊でした。
